毒親闘争記

「楽しそうな、家族ね」 いいえ、見かけだけです

悲しみではなく怒りだった~お仕事で気づいた感情~

最近、今まで「悲しみ」だと思っていたことは、「怒り」だったということに気付きました。

今回は毒親ではなく別なお話です。

 

感情の違いに気付くきっかけとなったのは先週のことです。

 

 

私は事務の仕事をしています。先週の金曜日は体調もおかしく熱はないのに頭がぼーっとしたりして、小さなミスを連発していました。18時に仕事が終わって、いつも金曜日は次の日がお休みだからルンルン気分で帰宅したり、寄り道をするのですが、そういった余裕もありませんでした。

 

気分ダダ下がり、体は重たい、休んだほうがいいと思い、帰宅後すぐにベッドへ直行しましたが、寝付けず。

絵を描いてみるも、気分は晴れず、音楽を聴いて落ち着こうと思っても、耳に障り・・・。

散歩に行って、考えてみようと思い、散歩に行きました。

 

私はいつも散歩している時に一人でブツブツしゃべる癖があります。なので、その時の散歩でも感じているものを言葉にしてみました。

 

すると、出てくる言葉は私が怒りを感じた時に出る言葉でした。

 

頭では「悲しみ」だと思っていた感情が実は「怒り」だったということを言葉に出したことで気付きました。

 

「あ、私今怒っているんだ。」と。

 

 

私が怒った原因は、同部署の先輩が平然と陰口を言っていることでした。

陰口ってすごく気分を害するものだと思います。

「別に自分のことを言われているわけじゃないから、気にしなければいいじゃん」思うかもしれません。

 

でも気になってしまうんです。

なぜ気になるのか考えてみると私の過去につながっていました。

 

私は小学生・中学生の頃に自分の陰口を言われているのを他人から間接的に聞いたことがあります。そのときにすごくショックを受けました。

ショックを受けたと同時に、イヤ~な気持ちになりました。何とも言えない気持ち悪い感じでした。

 

今回、会社でそういったことがあり、過去の感情が思い出され、「なんでそんなこと言うの?!」と、すごくイヤな気持ちになりました。

 

 

そのイヤな気持ちが言葉になって出てき、「なんで陰口言うんだろう。人の陰口を言うより、人の良いところを話しているほうが気持ちがいいのに。言うんだったら良いところ言えばいいのに」って思いました。

 

こう言っている私も今の今まで陰口を全く言っていないかと言われると、そうではないです。

言ってしまう時はあります。

 

私の場合、大方嫉妬だったり、やっかみだったりします。その感情を感じて認めるまで長く時間がかかってしまいます。そういう時はモヤモヤしている感情を書き出して、整理します。整理がつくときもあれば、つかずに泥沼にはまってしまときもあります。

 

 

今回は泥沼にはまりかけ、その結果、「心がしんどいわ」となって仕事をお休みしました。

 すごくしんどくて、熱はないのに体が火照っていたり、頭が熱を持ったかのようにぼーっとしたり…体に出てくるのは初めての体験でした。

 

仕事を、お休みして、離れたことで、自分の今まで抱いていた「悲しみ」は「怒り」だったことを発見したので、新しいものが増えた感じがします。

 

 

仕事を休むことに賛否はあるかもしれませんが、休んで自分を見てあげることも、自分にしかできない大切なことだと思いした。